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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百二十八話 みかんのいる学校の昼休み



「お兄ちゃん一緒にお昼食べよー」


入学式をやって次の学校の昼休み、みかんが夕さんと梨子ちゃんを連れて現れる。


「おおっ、お前らもか」


俺は辺りを見渡す、そこではクラスメイト達が思い思いに机を囲っている。余りの机と椅子はあるにはあるが三人分はない。


「でも、場所がないな」


新井も状況を確認する。


「おや、一人見ない子がいるね。そこの可愛い子は誰だい?」


マイクが梨子ちゃんを舐め回すように視線を動かす。


「なにこの人、気持ち悪い」


梨子ちゃんはマイクの視線を嫌悪する。


あれだけ視線をむき出しにすれば気づかれるというものだ。


「ひどいね、一応僕先輩だよ?」


マイクはその言葉にショックを受ける。


「先輩でも気持ち悪いものは気持ち悪いです」


「おふっ」


容赦ない追撃にマイクが息を吐いて膝をつく。気のせいか血が見えなかったか?

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