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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百八話 梨子とカフェダムール②



「へえ、おしゃれなやつねえ」


絹江さんの怒りが静かに立つ。いけない、あの人の入れてはいけないスイッチを入れてしまった。


「なになに、なにかあるの?」


そうとは気付かず梨子ちゃんが絹江さんに話しかける。


「りんご、すもも、冷蔵庫からフルーツありったけもってきな」


「うん」


「わかった」


絹江さんの指示で二人が引っ込む。


「あ、紹介してなかったな。この人は絹江さん、すももとりんごのお祖母さんで店のマスターだ」


俺は梨子ちゃんに絹江さんを紹介した。


「はじめまして、新しいお客さん。あたしの店に挑発するなら容赦はしないよ」


絹江さんが梨子ちゃんに自己紹介する。


「あれ、あたし変なこと言っちゃった?」


梨子ちゃんがようやく自分の言葉の意味に気づく。


「ええ、マスターの入れてはいけないスイッチを入れてしまったのです。ふふふ………」


「ひえ」


シャロンの不気味な笑みに梨子ちゃんが怯える。


梨子ちゃんは怯えてるが俺はシャロンが怒ることは滅多にないと知ってるので全く怯えない。

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