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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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三百一話 オープンキャンパスのメイド喫茶スター⑤




流石はお姉さん、年季が違う。


気を取り直して俺はスプーンでオムライスを取る。


「む、美味い」


「美味しい」


思わず俺たちは声を上げた。


普段食べているものや俺の近所のスターのオムライスとは違う。


これは……………。


「プロの味だ」


レストランはレストランでも高級レストランの味だぞこれは。ただものではない、スプーンが進………まない。


「どうしたの葉月」


アリエがスプーンの止まった俺を見る。


「いや、なんでもない」


逆に美味すぎるんだこれは、だからスプーンが進まない。過ぎたるはは及ばざるが如しと言うがこれ料理についても同じだろう。


高級過ぎて、食えたもんじゃあない!


なのに、なのになんでみかんはあんなにがっついた食べ方を出来るんだ。物怖じというのを知らないのか!


コーヒーといいオムライスといい料理学校は恐ろしいな。


学生が勉強として料理を出しているということで味の割に値段は格段に安かった。



この後は筆記を含む体験授業に参加して解散になった。


さてと志望校どうするか。いや、考えるまではなかった、これはあくまで確認だ。

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