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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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三百話 オープンキャンパスのメイド喫茶スター④



しばらくして料理のオムライスが来た。


俺がオムライスにしたらアリエとみかんも真似しだしてりんごも一人だけ違う料理は引けたらしく全員オムライスになったんだ。


「因みにケチャップで字を書くサービスくらいはあるわよ」


アリアさんが言った。


「じゃあ無難にハートで」


「あたしも」


俺とりんごは形を注文する。


「あたしはお兄ちゃんラブはーとでお願いします!」


みかんの言葉でアリアさんはめんどくさいという顔をした。


「あたしはお姉ちゃんキライで」


「あなたは姉をなんだと思ってるのよ」


アリエはお姉さんをあからさまに不機嫌にした。


「冗談よ」


「笑えないわよ」


オムライスにマークや字が描かれていく。


「この仕事、長いんですか?」


俺はアリアさんの腕の動きを見て言った。


それは学生ながら手馴れたものだったんだ。


「当然じゃない、あたしはここに来る前から別の店で何年もやってるもの」

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