表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
299/594

二百九十八話 オープンキャンパスのメイド喫茶スター②




「く、ご主人様ご案内します!」


アリアさんが屈辱だという顔になった。


メニューを渡され中を見る。オムライスにハンバーグ、スパゲッティ、シチュー、エトセトラ………。


「メイドが名前にない!」


俺は困惑に叫んだ。メイド喫茶なのにメニューの名前にメイドがないとかどうかしてるぞ。


「だってここ大学だもの、そんないかがわしいサービスないわよ」


アリアさんが答える。


「でも店の名前………」


みかんが店の外を指さす。外というかメイド喫茶スターの看板だ。


「看板なんて飾りよ、あとこの服も飾りよ」


アリアさんがメイド服を摘んだ。


「衣装の無駄遣いだな」


りんごが呆れる。


「無駄遣いで悪かったわね、これでもカフェとしては優秀なのよ」


「ふーん、なら見せてもらおうじゃない」


アリエが試すような目をする。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ