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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百九十七話 オープンキャンパスのメイド喫茶スター




アリエも不承不承だが俺たちと共にこの敷地のメイド喫茶スターに入る。


「いらっしゃいま………せ?」


『え?えー!?』


出迎えたウェイトレスを見て俺たちは驚いた。


その人はなんと、アリエのお姉さんのアリアさんだったんだ。


そういえばこんなことがあった、俺達がカフェダムールでサイフォン大学のオープンキャンパスに行くと言った時だ。


その時アリアさんもいたんだがあの人は「え、サイフォン大学?」と驚いていたものだ。


「どうかしたんですか?」


と質問すると


「い、いえ。なんでもないわ」


と誤魔化していたがもしやこのことなのではないか。


そのことをみんなに話した。


「なるほど」


「そう言われればそうだったわね」


りんごとみかんが納得する。


アリエはと言うとニタアと邪悪な笑みを浮かべた。


「や、やっぱり来たのね」


「ええ、来たわ。お姉ちゃんの学校なのに来てあげたわ」


冷や汗を流すアリアさんに対してアリエは声まで邪悪になっていた。


あ、お姉ちゃんの学校。そうか、ここにいるということはバイトではなく生徒として働いているのか。

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