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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百九十四話 オープンキャンパスに行こう③



「あたしもありがとう、これで迷わず行けそうだ。もう一枚あるか?」


りんごが言う。


「ないけど」


「そうか、ならせめて一緒に回らせてくれ」


「いいわよ、仲間は多い方がいいもの」



というわけで俺たちは二棟の二階に来た。コーヒーの淹れ方なんて絹江さんに仕込まれた俺とりんごだが改めて教わると新鮮だ。


「どうだい?君たちもやってみないかい?」


実践して見せていた学生が見学者に言う。


体験学習が始まった。大学生の指導の元、高校生達がおそるおそるコーヒーを淹れていく。


そして俺達の番になった。大学生が何か言ってるが一年、いやもうそろそろ二年前になるか、絹江さんに散々仕込まれたんだ。今さらここで学ぶことなど何もない。


『おおー』


周りから歓声が上がる。まあ一年以上コーヒーを淹れてばこうなるか。

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