表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
290/594

二百八十九話 大学受験の話



「なあ君嶋ぁ、大学どうするよ」


学校で新井が言う。


高校二年の二月も終わりに差し掛かっている、ホームルームでもよく大学の志望校を考えるよう言われている。


「とりあえず普通のM校と偏差値の高いA校、料理学校のS校だな」


俺は無難な選択肢を挙げた。


「青山とかは受けないのかい?」


マイクが割り込んできた。


「MARCHとか難易度高すぎだろ、お前が行ったらどうだよ」


俺はマイクに言い返した。


「考えておくよ」


「つうか君嶋お前、料理学校てレストランでもやる気かよ」


新井が話題を俺の方に戻す。


「まあ、そんなとこ。そういうお前はどこ受けるんだよ」


俺は新井に聞き返した。


「まあそこはどーんとB校かな」


「やめろぉ!そこはA校より偏差値のある高難易度校だぞ!」


新井の無茶に俺は思わず悲鳴を上げた。


「いやー、あと一年あるしどうにかなんだろ」


新井は笑って返した。


「まあ、頑張れ」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ