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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百八十四話 清と夕とメイド喫茶スターと⑧




「まあ見てなさい。美味しくなーれ、美味しくなーれ、燃え燃えきゅん!」


アリエがいつもより低い声でハートマークを作りながらメイド喫茶特有の呪文を唱える。


「まー、可愛いわねぇ」


「む、これがメイド喫茶ですか」


清さんが感激するが夕さんは微妙な反応だ。


「うっ、はあはあ…………」


だが俺は清さん並の感激ではすまない、アリエの萌え萌えきゅんは以前来た時より確実にパワーアップしている。声はイメージより低いが恥じらいがない、プロのメイド喫茶店員だ。


「え、ちょっとどうしたの葉月」


俺の様子が変わってアリエが驚く。


「いや、お前の可愛さに感動してな………」


目に水滴が溜まるのを感じた。


「あ、そう。ありがとう」


なんかアリエが引いてる気がするが気にしない。



萌え萌えきゅんの呪文が終わりコーヒーを口に入れる。いつぞやの通りあまりコーヒーでは見られない甘い味だ。らしくないがこれはこれでありか。


「あら、このコーヒー甘いわね」


「飲みやすいです」


清さんと夕さんはこのコーヒーに好感を持ったようだ。


俺は好みではないんだけど。



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