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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百七十話 夕(ゆうべ)とカフェダムール②



ふう、と夕さんが息を吐く。


「やっぱり喫茶店の空気は違いますね」


やはり飲んでいたのか。喫茶店という空気を飲んでいたのか。


気持ちは分かる、喫茶店のコーヒーと家で飲むコーヒーは別物だ。


家より喫茶店というおしゃれな空間で飲む方が何倍も美味いに決まっている。


だが、だからと言って入って早々空気を飲むというのは違うのではないか。


「分かります!喫茶店ての空気て美味しいですよね!」


だがシャロンが同意した。


「ええ…………」


俺は思わず声を出した。


夕さん以外にも喫茶店をそういう目で見る人がいたのか。


「それで、なににします?ブレンドですか?それともカフェモカやカプチーノですか?」


シャロンが夕さんに注文を聞く。


「えっと、ブレンドというものを一つ」


夕さんは悩むように注文をする。


喫茶店が初めてだけあって頼み慣れてないようだ。

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