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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百六十一話 二年目のクリスマス③(アリエ&アリア来店)




アリエとアリアさんが来店する。


「星星の宝より生まれし者、宝星アリア!」


アリアさんがいきなり右手を上げて左腕を伸ばす変なポーズをとった。


「お、同じアリエ!」


なぜなアリエまでしゃがんでアリアさんに合わせた変なポーズをとっている。


「なにしてんのあんたら………」


俺は唖然とした。


なぜこの二人は変身ヒロインのようなポーズをとっているのだろう。


「なによ、わたし達の登場に文句があるって言うの?」


アリアさんが不満を言う。


「いや、店に入るなり変なポーズとってきたら驚くだろ」


りんごが冷静に言う。


「ふ、余興よ余興。だってクリスマスだもの、派手にやらなきゃ」


アリアさんが腰に手を当てふんぞり返る。


「でもこれ恥ずかしいんだけど」


アリエが苦い顔をする。


「なに言ってるのよ!恥ずかしがったら終わりよ!ここはノリノリで行くのよ!」


アリアさんが反論する。


「こんなのにノリノリとかどこの厨二病よ」


アリエは呆れた。


そこへシャロンが現れスマートフォンで写真を撮る。


「我が主の恥ずかしがる姿、貴重です」


しかもよだれを垂らしながらやっている、気色が悪かった。


「撮んじゃないわよ馬鹿!」


アリエが怒ってシャロンからスマートフォンを取り上げる。


「そんなぁ」


シャロンはがっかりする。

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