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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百五十四話




アリアさんがカフェモカを口に含む。


「冬のカフェモカもいいものね」


アリアさんは感慨深くなる。寒い日のコーヒーやカフェモカというのはこういう気分にさせでくれるらしい。


「ハロウ、エブリバディ!」


今度はマイクが現れた。そして首を傾げる。


「おや、今日は麗しの女神だけかい?」


「その呼び方気持ち悪いんだけど。いい加減やめてくれる?」


アリアさんがさぞ嫌な顔をする。


会ってから散々その名前で呼ばれてはさぞ嫌な気分だろう。


「すいません。では、美しいアリアさんと」


マイクが呼び方を変える。


「それも気持ち悪い、アリアでいいわよ」


「はは、それはご無体な。美しい人を美しいと言わずどうするのです」


「美しいだなんて、褒められてもなにも出ないわよ」


アリアさんが顔を赤くした。


「ところでお二方は?いや、他のお客さんもいないみたいだけど………」


マイクが周りを見渡す。

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