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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十八章 二年目の冬編
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二百五十二話



秋も去り冬真っ盛りになった日だ。


冬は客が少ない。なぜなら………。


「冬は寒いからみんな中々出たくないんじゃよ」


と絹江さんは言っていた。なるほどという理由だ。


「しかもみんなコタツを持ってるからの、ただでさえ出られないのが余計出ずらくなるのじゃよ」


とも言っていた。


俺の実家にはないからコタツの効力は知らないが絹江さん曰く一度出たら最後、二度と出られない魔窟だそうだ。


想像するしかないがとんでもないダンジョンのようだ。


二年目などでこの状況にも慣れた、とはいえ………。


「流石にこれはひどくないですか?一人くらいいてもいいですよね?」


俺は絹江さんに言う。


今日は少ないどころか客はゼロだ。


「そうねぇ、これじゃあ開店休業だわ」


絹江さんがため息をつく。


「寂しいです」


シャロンもしょんぼりと肩を落とす。


因みにすももさんとりんごも買い出しで店にいない。

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