表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十七章 二年目の秋編
251/594

二百五十話 アリエとシャロン⑥



「でも、わたしのことを一番見てくれる知り合いがアリエなんです。ちょっと偉そうですけどそれでも、わたしに一生懸命話しかけてくれるいい人なんです」


シャロンがアリエへの想いを語る。


「だから、好きになった?」


シャロンが頷く。


すももは限界だった。ここまで好きと言っていて恋愛感情はないのかと。


「好きってラブってこと?女の子としてアリエちゃんのこと好きなの?」


「違います!親友としてです!さっきも言ったじゃないですか!」


シャロンは強く否定する。


はあ………。とすももはため息をつき頭を抱える。


「で、その親友と仲直り、したいんでしょ?」


「はい……」


「なら答えは一つ、でしょ?」


その言葉にシャロンは笑みを浮かべた。



★★★★★★★★★



しばらくしてすももさんとシャロンが戻ってきた。


「戻ったか」


「お待たせー、シャロンちゃん連れてきたよー」


すももさんが身体をくねらせた愉快な敬礼で現れる。


「お騒がせ、しました」


シャロンが恥ずかしさで顔を赤らめなる。


「おお、シャロンちゃん戻った!」


「さっき怒ってたけど大丈夫?」


「はい、落ち着きました」


常連のじいさんばあさんもシャロンを心配する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ