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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十七章 二年目の秋編
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二百四十七話 アリエとシャロン③


「そういえばお前、呼び方もだけどシャロンに肩以外にも足や腕揉ませてたよな。あと椅子にしたり」


俺はアリエがシャロンにさせていることを挙げていく。


「それのどこが悪いっていうの?」


「悪いとは思ってるんだな」


「あ………」


俺が指摘するとアリエは言葉を失った。


俺は挙げた行為が悪いとは言っていない、だがアリエはどこが悪いかと言ってきたんだ。


これは心の中で後ろめたさがどこかにないと出てこない言葉だ。


「というか中学生が高校生を下僕扱いて罰当たりだよな」


「う……」


りんごが言うとアリエは言葉に詰まる。


「しかしシャロンのやつ、なんで急に怒ったんだ?アリエの下僕役は結構気に入ってたように見えるけど………」


俺は疑問を挙げた。


「最近思うところがあったんじゃないか?」


「最近て言うとあんた達他所の店に行くようになったわね」


りんごの考えに絹江さんが補足する。


あんた達というのは新井達学校の知り合いも含んでいた。最近までは新井達とどこかに行くなんてことはなかった。


そこで俺たちは親友のように和気藹々としていたが………。

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