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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十七章 二年目の秋編
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二百四十六話 アリエとシャロン②



「主と下僕って、親友にはなれないんですね」


「なに言ってるのよ。そんなの決まってるじゃない」


アリエが当たり前のように言う。


「アリエにとってわたしは親友じゃなくて下僕なんですね」


シャロンの言葉はまるで非難するようだった。


「気にいらないって言うの?」


「わたしは………あなたの道具なんかじゃない!」


シャロンが珍しく怒った。


そんな態度に俺やみかん達は目を丸くした。


「あなたはわたしの下僕、言ったはずよ」


アリエは眉を潜めながらも態度を変えない。


「もういい、あなたなんか知らない!」


シャロンは怒って店を出ていく。


「ちょっとシャロンちゃん!?」


すももさんが彼女を追って消える。


「おいアリエ……」


俺は原因のアリエに非難の目を向ける。


「あたしも知らないわよ、あんなやつ………」


だが彼女は見向きもしない。

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