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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百二十九話 アリエの別荘⑩(海への誘い)



「あーあ、俺がちょっと目を離した隙に悪化させやがって」


新井が呆れる。なるほど、こいつがこんなんだから俺たちを呼んだのか。


「お、やっとみんな来た。ところでみかんちゃんはいないのかい?」


マイクが言う。


「いないよ、あいつは夏休みの宿題が全然終わってないからな」


俺はみかんがいない理由を話した。


「それは仕方ない、では行こうか」



そして俺たちは星宝家のプライベートビーチに来た。


「いやー、ここ本当にプライベートビーチなんだな」


俺はその光景を見ながら感慨深く言った。


「なに言ってんのよ、星宝家にはこれくらい当然よ」


アリエが背中を叩きながら言う。


「で、隣がアリエとあなたが会った一般のビーチ」


アリアさんが向こうのビーチを指した。


「ちょっと!それは言わないでよ!」


アリエが怒って言う。まあこいつにとって迷子になって泣いたなんて黒歴史だもんな。


「道理で会えたわけだ」


俺は衝撃の事実に驚いた。


「なる、ほど。アリエちゃんはここから一般のビーチに紛れ込み、迷子になったところを葉月くんに保護されたってところかな」


マイクが推測する。

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