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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百二十六話 アリエの別荘⑥



「ちょっとちょっとー!なにやってるのよー!そういうのはまだ早いって言ったでしょ!」


アリアさんが扉を勢いよく開けて叫んだ。


「うわ、目ざといなこのお姉さん」


「目ざとくて悪かったわね」


アリアさんが目をギラつかさせた。


「耳まですごい」


「ほんとお姉ちゃんは硬いわねぇ、これくらいいいじゃない」


アリエが言う。


「よくないわよ!こういうのは節度を持ってやってもらわなきゃ」


「因みにあたしも自分の居場所が狭いからいや」


アリアさんにみかんが続いた。今俺とアリエはみかんのベッドにいるのだ。嫌がるのも無理はない。


「悪い、離れるわ」


俺が離れるとアリエが寂しそうな顔をした。


「そんな顔するな、こっち来いよ」


俺は自分の隣にアリエを招き入れる。


「で、お前ら二人高校どうすんの?」

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