表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
227/594

二百二十四話 アリエの別荘④(部屋割り)



中に入るとこれまた広い玄関と廊下が待ち構えた。


「一人一部屋あるけど葉月とみかんはあたしと同じ部屋でいいわよね」


「おう」


「大丈夫、むしろお兄ちゃんと一緒なら本望だよ」


俺たちは当然のごとくアリエに同意した。


「ダメに決まってるじゃない、何言ってるのよ」


アリアさんが反対してきた。


「なんでよお姉ちゃん、文句でもあるの?」


「みかんちゃんと葉月はいいわよ、そこにあなたが混じったら駄目よ。葉月とはまだ結婚してないんだから同じ部屋で寝泊まりなんてだーめ、なにか間違いがあったらおばあ様に示しがつかないんだから」


アリアさんが理由を説明した。お金持ちの人となるとこういうのはお堅いらしい。


「はーい」


アリエも渋々納得する。


同じようにアリエとアリアが同じ部屋に、すももさんとりんごが同じ部屋、清さんと夕さんが同室、新手は一人じゃ部屋が広いということでマイクと同室、シャロンは新井と同じ理由ですももさん達と同室になった。


そう、一人だと広いんだ。別荘というだけあって個人部屋もベッドとタンスだけでは足りないくらい広い。寝る用の部屋なので他の家具はない、それがまた広さを際立たせた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ