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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百二十一話 アリアと夕



まずはわかりやすくカフェダムールに集合する。


夕さんが現れた。


「ここがカフェダムール、ですか?」


中に入った彼女は初めての店に緊張して周りを見渡す。


「いらっしゃい、夕ちゃん」


「ようこそカフェダムールへ」


すももさんとアリエが出迎える。ようこそと言ったのはアリエだ。


「なんでお前が言うんだよ」


「こいつはここ初めてなんだからいいでしょ」


夕さんはアリアさんを見た。


「もしかして、アリエのお姉さんですか?」


「流石はわたし、すぐにアリエの姉と気づいてもらえるのね」


アリアさんが嬉しそうに髪をかきあげる。シャロンは銀髪でマイクはまだいないから金髪が二人いたら姉妹か兄弟と考えるのは当然だが黙っておこう。


「はい、お噂は妹さんから聞いてます」


「へえ、どんな?」


「えっと、優しくて、綺麗な人だと………」


「それは嬉しいわね、さっすがわたしの妹ー」


アリアさんは嬉しくなりアリエの髪をわしゃわしゃといじる。


アリエは首を傾げる。彼女はアリアさんについて優しいとか綺麗とは夕さんに言っていない。夕さん、気を使って嘘を言ったな。


よく見ると夕さんが頬を染めている。この人、歳上好きか?




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