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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百二十話 アリエの別荘に行こう④

アリエは帰宅し別荘行きの話をアリアに話した。


「へえ、上手く行ったのね。ま、すもも達ならすぐオーケーすると思ったけど」


アリアが言う。


「で、結局誰と誰を誘ったの?」


アリエに聞かれアリエが答える。


「えっと、葉月とみかんは当たり前でしょ。あとすももとりんごー。シャロン、新井ー、マイクー」


「結構いるのね。ちょっと待って、マイクって誰?わたし達の知り合いにそんなやついた?」


アリアが首を傾げる。


「最近葉月の学校に転校してきたやつよ、お姉ちゃんもよく会ってるじゃない」


アリエが説明する。


「そんなやついたかしら………」


またもやアリアは首を傾げる。葉月の学校と聞いてもピンと来ていなかった。


「ほら、いつもお姉ちゃんのこと口説いてるじゃない。忘れたの?」


アリエが続けて説明する。


「口説いて………はっ」


そこでようやくアリアはマイクの顔を思い出した。


「あいつ?なんであの男まで連れてくのよ、あいつだけはやめなさいよ、気持ち悪いことこの上ないわ」


アリアが嫌悪感を出す。彼女にとって彼に口説かれるのは屈辱以外なにものでもなかった。


「だって仲間外れは可愛そうってすももが………」


「すももが?まあ、あの子が言うなら仕方ないわね」


アリエがマイクも別荘行きのメンバーにいる経緯を言うとアリアはあっさり納得した。友人の言うことに疑問を持つ頭はなかった。


「あと誰がいるのよ」


再びアリエに聞く。


「あとは夕よ」


「夕、たまに名前聞くわね。和菓子屋の子だったかしら?」


「和菓子屋じゃなくて甘処よ」


「そうそう、甘処。あなたの新しい友達だったわよね、その子も最近連れてくのね」


「ええ」




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