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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百十三話 みかんとアリエと夕と③


「うわ、お兄ちゃんダサッ」


みかんの冷たい言葉に俺の顔も無になった。


「だからって急に無表情になられても………」


今度は苦笑いされた。どうしろって言うんだ。


「葉月、あんたなにしてるのよ」


アリエまで現れた。


「わりぃ、ついてきちまった」


俺は頭の裏をかきながら言った。


「はあ………、しょうがない葉月ね」


アリエがため息をつく。これで許されたんだから儲けものだ。


「清さんも、どうして」


ついには夕さんも現れた。


「ああっ、夕ちゃーん!」


清さんが目の前に現れた夕さんに感動して抱きつく。さらには頬を擦り合わせた。熱烈な歓迎というやつか。


「ねえ葉月、あいつってもしかして………」


「ああ」


俺はアリエの言わんとすることに頷いた。


「あの人って誰にでもああなのかな」


みかんが言う。男相手にもああだったら誤解を生みそうだ。


その後俺達はみんなで双葉パークにある色んな店を回った。女子だけというのもいいが仲間外れはやはり辛いものだ、みんなと一緒が一番。

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