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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百八話 みかんと庵々



「いらっしゃいませ。あ……」


庵々で夕さんが出迎える。


「来てやったわよ」


「あたしもいるわよ」


「みかんちゃん」


アリエに続きみかんも挨拶する。


「夏休みだから来ちゃった」


「嬉しいです、また会えるなんて」


みかんとは一緒に住んでないからこうしてここに来ることも少ない。でも今日は夏休みだから一緒だ。


席に座ってメニューを眺める。


「今日はこのーたい焼きの皮てのをちょうだい」


みかんが注文する。


「それ食うのかよ、ただの皮だぞ?食感はいいけど味なんてほとんどないぞ?」


俺はみかんを止めた。


「じゃあ、あんこも付けて」


「分かった」


「嘘、そんなんありかよ。じゃあ俺も」


「二人が頼むならあたしも貰うわ」


みかんの意外な頼み方に感銘し俺とアリエも同じのを頼んだ。

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