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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百三話 みんなで庵々に来た⑥



メニューを見る、今日は何を食べようか。あんみつやわらび餅は食べた。さて今回は…………。


「あんみつ、名前は聞いたことあるがどういうものだい?」


マイクが言う。


「あんみつというタレをいちごやあんこにかけた料理です」


夕さんが説明した。


「タレ……」


マイクが眉を潜めた。


「どうやら、和風のパフェのようですね」


シャロンがスマホに写ったあんみつの画像を見せる。


「なるほど、これはおいしそうだ。これを一つ」


「わたしも同じのをください」


マイクとシャロンが言う。


「あ、さくらまんじゅうあるじゃんこれ食べよっ」


「ああ、美味そうだな」


すももさんとりんごが言う。その名前をメニューで見ると中心からさくらの花びらのようにかたどられたまんじゅうの絵があった。


「ねえ、これってほんとにさくらの絵彫ってるの?」


飯山が聞いた。


「あたしがひと彫りひと彫りね」


夕さんのおばあさんが言った。


「すごいじゃん、じゃあそれ一つ」


「あ、ずるい。わたしもわたしも」


「あ、あたしも同じの」


飯山、すももさんとりんごが注文する。


「葉月、あたし達はどうするの?」


アリエが聞いてきた。残るは俺たちだけだ。

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