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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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二百一話 みんなで庵々に来た④


「それは残念。ところで君、とても可愛いね」


マイクが今度はゆうべさんに言った。


「可愛いだなんて、そんなことありませんよ」


夕さんが慣れた様子で断る。お客さんによく言われるのだろうか。


「ほう謙遜とは。そういう奥ゆかしいところも可愛いね」


だがマイクはめげない。


「そんな、恥ずかしいです」


この追撃には慣れないのか夕さんは顔を赤くした。


「その恥ずかしがるのまた、あうっ」


さらに追撃を仕掛けるマイクの首に手刀が飛んだ。


「いい加減にしろ、そいつが嫌がってるだろ!」


手刀を打ったりんごが怒る。


「いやー、満更でもなかったと思うけどね」


マイクは悪びれる様子がない。


「そういう問題ではないと思いますが………」


シャロンが苦い顔で言う。


「こいつ、新井とかいう変態より変態ね」


「だな」


俺はアリエに同意した。

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