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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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百九十三話 すももin庵々



「おい姉貴」


すももはりんごの制止を無視し店の扉を開ける。


「そこまでよ、清ちゃん!」


「すももちゃん!?」


清がすももの方に振り向く。


「すもも、もしかして清さんのお友達の?」


夕が清に聞く。


「ええ、でもなんでここに?」


「最近店に来ないからね、こっちから探しに来てあげたのよ!」


すももがビシッと指をつきつける。


「ああ、それはごめんなさい………」


「ぶっちゃけそれ悪いとは思ってないよね」


「ええ、本当にごめんなさい」


それはカフェダムールに来なかったことではなくすももへの罪悪感が薄いことへの謝罪だった。


「で、あなたが清ちゃんの新しいお友達?」


すももが夕に迫る。


「古いお友達よ」


清が訂正する。


「古い?ひょっとして幼馴染?そんな、わたしより付き合いの古い清ちゃんのお友達なんて、ぶっちゃけありえない!」


すももが派手にショックを受ける。

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