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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十六章 二年目の夏編
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百九十二話 浮気中の清を調査せよ




「こうしちゃいられない、行くよりんご」


「ああ」


すももさんとりんごが店を出る。


「なにもそこまでしなくても………て店どうするんですか!店!」


俺は叫んだが二人がいなくなった後だった。ま、シャロンがいるし大丈夫か。




★★★★★★★★★★★




「あ、あれ!」


すももが指さす。そこには清が和風の建物に入る姿があった。


「甘処庵々?」


りんごが店の看板を見た。


二人は店の扉のガラスからそっと中を覗いた。




「今までごめんねゆうべちゃん、これからはちゃんと夕ちゃんのことだけ見てるから」


清が夕に謝る。


「それはもういいですよ。ちゃんとわたしのこと見てくれるって分かりましたから」


夕が言う。



「まさか喫茶店じゃなくて日本の甘処にいたなんて。やっぱり洋風より和風のが好みなんだね………」


すももは拳を硬め悔し涙を流した。


「というかただ友達と会話してるようにしか見えないんだが………」


りんごが冷静に分析する。

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