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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十五章 春編
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百八十四話 夕はなぜ清が好きなのか



「ところで夕さんはどうして清さんが好きなんですか?」


今度は俺が聞いた。


「えええっ、わ、わわわわたしが清さんを?そそそそんなことないですよ!」


夕さんが狼狽する。


「あざとっ、それがもうバレバレって分からないの?」


アリエが鋭く言う。


「ごめんなさい。でも、なんで分かったんですか?」


今度は落ち着いて言ってくる。


「そんなの見てれば分かるだろ、なあ?」


俺はアリエに同意を求める。


「ええ、馬鹿なら気づかないけどちょっとませてればすぐ気づくわよ」


「そうなんですか、ちょっと恥ずかしいですね」


それは聞く方が逆に恥ずかしいものだった。


「清さんは初めて茶道教室に誘われた時好きになったんです」


ほう、茶道教室とな、彼女の本拠地でなにか運命的な出会いでもしたのか。会ったとは言ってないので茶道教室ではなくこの店で初めて会ったのか。

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