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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十五章 春編
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百七十六話 マイクと新井とすももと



今日も店では新井とすももさんがイチャつくように喋っている。公共の場でこんな真似をするなどなんとも不快な連中だ、おまけにすももさんは仕事をサボっている。仕事をサボるのはイカンだろう。俺達に言われなきゃ動かない、いつからこの人はサボり魔になったのだろう。


「時に、二人はおつきあいしてるのかい?」


そんな二人を見てマイクが言う。


「えー、そんな風に見えるー?」


新井がでへへとだらしなく鼻の下を伸ばす。うざい、軽く自慢げなのがうざい。


「いやいや違うって!わたし達は別にそんなんじゃないからね?!」


すももさんは顔を真っ赤にして手をブンブン振る。これはこれであざとい。


「ふむ、まだ付き合ってはいないが仲がいいというところかな」


マイクは冷静に分析する。


「いやほぼ付き合ってるのと同じだろあれ」


俺はマイクの言葉を否定する。


「ま、付き合うのも時間の問題だね」


「そういえば葉月くんは恋人とかいるのかい?」


今度は俺に話が振られた。

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