表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十五章 春編
157/594

百五十六話 山登りの後のメイド喫茶スター




カフェダムールの扉を閉めた俺たちはメイド喫茶スターに来た。


「たく、なんなのよあいつー。ほんとムカつくー」


アリエがモンブランを食べながら言う。


「まったくだな、看板娘がなに企んでんだか」


俺はパフェを食べながら言った。


「そうよ、人前で男とイチャつくなんてなに考えてるのよ」


アリアさんがイチゴのショートケーキを食べながら言った。


「俺とアリエもたまにやるけどあれはないっつうの」


俺は怨嗟を吐いた。


「でも、あの軽薄男とくっつくなんて思いもしなかったわ」


「あの人、名前なんて言ったかしら」


「新井、新井一希ですよ」


俺はアリアさんに教えた。


「新井一希、あなたの知り合いだったわね」


「女好きの変態ですけどね」


「その変態とあの人がくっつくなんてちょっと驚いたわ」


「それな、そんな雰囲気今まであったかっつうの」


「まあでも、これですももがあなたに付きまとう可能性はなくなったわね」


アリアさんが言う。


「だといいですがね」


すももさんが俺から離れれば俺の気も楽になるか。


俺たちはそんな風に人の男女の振る舞いを語っていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ