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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十四章 冬編
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百四十七話 清のバレンタイン




「こんにちはー」


「いらっしゃい清さん」


「いらっしゃいませー」


「あら清」


清さんが現れアリアさんが出迎えた。


「あら、それはなにかしら?」


清さんがアリアさんのチョコに目を向ける。


「チョコよ、食べる?」


「ありがとう、嬉しいわ」


清さんがお礼を言ってチョコを受け取る。


「ならわたしもお返しに………」


清さんが巾着袋に手を突っ込むと緑のチョコが出てきた。


「抹茶チョコ作ってきたの、食べてくれるかしら 」


「ありがとう、いただくわ」


アリアさんが抹茶チョコを受け取って食べる。


「あ、おいしい」


アリアさんが声を上げる。


「葉月くんとアリエちゃんも食べる?」


「どうも」


「もらうわ」


俺たちも抹茶チョコをもらう。


「変わった味だな」


「褒めてあげるわ」


口に入れると普通のチョコと違い苦味の方が勝った。抹茶の名の通り緑茶のような風味だ。


和装の清さんだからこそこういうチョコを作るのだろう。普通のチョコを食べ続けた中でこういうのはありかもしれない。


「シャロンちゃんもどうぞ」


「ありがとうございます」


シャロンも抹茶チョコを受け取る。

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