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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十三章 町内運動会
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百九話 運動会のお知らせ



町というか自治会というものには回覧板がある。定期的に会員の中で回され情報を共有したりイベントを告知したりするものだ。


今日はその中に町内運動会のチラシがあった。正直俺は運動会など興味がなかった。元より運動が苦手な方で体育の成績もよくない。学校の体育祭も出来れば休みたかった。練習も辛かった。


なにより熱さの中で一日中座ったり走ったりするのが無理だ。死ぬ、死ぬくらい辛い。熱い上に喉がやたら渇く。あんな中を耐えるなど我慢大会か何かか。世の学校が考えることはおかしい。


とにかく運動会なんて好きなやつ得意なやつだけにやらせればいい、俺は一年に二度も運動会やるとかごめんだね。





「そういえば今年も町内運動会がやるが葉月とシャロンは来るのかえ?」


カフェダムールでいつものように働いてると絹江さんが言った。


「すいません。わたし、運動苦手なんです」


「右に同じく」


俺はシャロンに続いて言った。


「そうか、うーむ…………そういえば学校の体育祭の時期にそんなこと言ってた気がするのう」


絹江さんが唸りながら以前のことを思い出す。


「体育祭、ですか………。実はわたし、運動が苦手なのであまり好きではないんです」


店で体育祭の話が出た時シャロンはこう言った。俺は冒頭にも言った暑い中運動とかごめんとかて内容を話した。

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