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Vita -ウィータ-  作者: 盈月ゆずき
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Vita -ウィータ- 事件Ⅲ

お互いどっちが呟いたかわからなかった。いや、どっちも思ったことだろう。

今までいた空間が嘘みたいだった。さっきまでいた白かった空間はドアを挟んだだけで赤い空間になっていた。時間が結構たっているのか、赤いというよりも赤黒いともいえた。


「うっ・・・おぇx」


山田を鉄っぽい臭いやありえない光景に吐き気がしたのかその場でうずくまり吐いた。忙しかったのか朝から何も食べてこなかったらしく唾液が出てくるぐらいだった。


ガッタッ!


二人しかいない空間に物音がした。二人に緊張が入る。

涼子が代表して奥へ進むがあきらかにおかしかった。

さっきまで山田といた所より赤い水溜りがあった。まるでさっきまで誰かコロシタような・・・そう考えてみると銃を持つ手が強くなる。足を進むたびに、何かく砕く音や何か垂れる音が大きくなる。

血だらけの事務用の机の前に立つと音がまったく聞こえなくなった。

不意に、机の下から赤い服の生地がみえた。そっとしゃがんでみると7~9歳ぐらいだろうか血だらけの少女が寄りかかるような感じで倒れていた。

慌てて、涼子は脈を測る。どうやら、息はあるようだった。


「や、山田!車まわせ!」


少女を担ぎ、急いで山田がいるところへ戻った。

この部屋に残ったのは、血だらけの黒い生地で作られた赤い瞳のウサギのぬいぐるみだけだった。

久々の更新ですがものすごい短いですが、言い訳をいうと、Vita -ウィータ- 事件Ⅱの内容を修正してたらこんな風になってしまいました。

Vita -ウィータ- 事件Ⅲですが、山田吐きすぎだろうと自分でも思ってしまいました。さて、次回は涼子が拾った少女は何者だろうか、また山田は吐くのかw

お楽しみに!

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