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Vita -ウィータ-  作者: 盈月ゆずき
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Vita -ウィータ- 事件Ⅰ

水谷涼子は、部下の山田とある現場にきていた。最近、通り魔事件が多く今回も通り魔の仕業という噂もある。死体の元へ行くと、首元の脈が刻み付けられ目は抉られ指は第二趾まで切断されていた。腹はまるで手術があったみたいにあらゆる動脈が切れており盲腸から大腸が外へ飛び出しているようだった。山田は死体を見て口を手で押さえる。どうやら吐き気がしたようだ。お構いなしに涼子は仕事用の手袋をした


「・・・通り魔の仕業なのか?それにしても何か引っかかる。仏(死体)の名前は?」


「は、はい!被害者の名前は空野孝 三十七歳。職業は元科学者ですね」


「・・・元科学者?研究していた名前わかるか?」


涼子が尋ねると山田は刑事手帳を取り出し、ページを広げた


「あ、はい。立川にある第五空研究所ですが・・・」


「・・・まさかな」


山田が述べた研究所の名前に動揺する涼子

様子がおかしい


「ど、どうしたんですか?」


「お前、10年前におきた幼男女誘拐殺人事件知ってるか?」


「・・・はい。誰もが忘れてはいけない事件と先輩方から教えてもらってます」


「なら、詳しくは教えてもらってないか・・・」


「その事件ってある少女が誘拐されたのがきっかけですよね」


「あぁ。・・・その少女の名前は空野由紀 当時七歳」


「!?く、空野って!?もしかして」


「あぁ。被害者の娘っぽいな・・・行くぞ」


涼子は死体にもくとうし来た道へ戻る。

すぐさま、パトーカーの運転席に乗り慌てて、山田も乗り込む。


「え。どこに・・・うわっ!」


「あ?決まってるだろ。第五空研究所だよボケ」


あまりの涼子の運転に悲鳴をあげる。

山田は第五空研究所に着くまで命はあるのか不安になったのであった。


Vita -ウィータ- 事件Ⅰです。なんか長くなりそうなのでⅠをつけました。

刑事の涼子と山田(新キャラ)でましたw山田の名前はまだ出す気ありません。

さて、この事件は解決するのかは、Ⅱを見てからのお楽しみです。ではまた!

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