表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
虚影録──堕ちて尚、狂気に抗う物語。  作者: なぁぁぁぁぁんさぁぁぁぁぁん
魔術操作編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/16

虚影録 5話  様々な魔法

長かったらスマソ

────ギルド訓練場端────────


空「とりあえずみんな、

  奏架君に今まで練習してきた魔術を見せてあげて!」


他「「分かりました!!」」


奏「流石に初手でぶっつけ本番じゃなかったか、

  ふぅー良かった。」


虚『奏架先輩!お手本見ずにその天才的な才能で、

  ギルド吹っ飛ばしてくだせぇよ!』


奏『できるわけないだろ!

  あれはそういう物語だからできるのであって僕には無理だ!』


他「自分ッ!火球魔法いっきまーす!」


一人の講習生がそういうと、

熟練の魔法使いのように滑らかに魔力が指先へ集中し、

形をなし、体から離れたかと思うと素早い速度で的へ飛んで行った。


奏「……あれ、僕にできるかな……?」


空「大丈夫大丈夫!あれでも魔術に手を付けてから2週間だよ!

  あっちは3週、あっちは1週…………」


奏「大体全員2週間ぐらいじゃないですか!

  なんですか!?天才しかいないんですか!?」


虚『いやいや、この世界だとそれが”普通”なんでしょ。』


奏『だからと言って僕がその”普通”に、

  該当するとは限らないでしょ!?』


虚『そだねぇ~』


他「おでッ!電気魔法いきまぁーす!」


講習生がそういうと、

少しぎこちないが、魔力が指先へ集中し、

形をなし、体から離れたかと思うと、

目で見えすらしない速度で的へ飛んで行った。


それから、特に会話をせず淡々と火、水、電気、風──

講習生たちはそれぞれ違う属性の魔法を放ち、

訓練場には色とりどりの光が走った。

奏架は講習生それぞれの魔法、魔力の操作の仕方に集中し見ていった。


空「全員おわったかなー?」


他「「はーい!」」


空「じゃあ、奏架君。

  飲み込みの早い君なら小さな火の粉を飛ばすぐらいは、

  できるはずさ!やってみて!」


奏「はい……」


虚『おやおや〜?ビビってるのかな奏架くん?

  君ならギルド一個くらい吹っ飛ばせるって!

  期待してるよww』


奏「…………」


奏架は全神経を指先に集中させ、今度は力を極限まで抜いた。

魔力を炎の形へと組み替えると、指先に小さな火が灯る。


(いけ……!)


講習生たちがやっていたように、

炎の手前に魔力を集め──

一方向へ押し出す。


瞬間、火が勢いよく飛び出し、

的の少し手前で、火は力なく落ちた。



空「!?凄いよ奏架君!

  見ただけでここまでやれるなんて……想像以上だよ!」


奏「ハァハァ……疲れたぁ……」


虚『ほんとに火の粉ぐらいだったけど、”初めて”にしては上出来だね、

  まぁ僕ならアニメとかのなろうみたいにいけるけどね!Ha!』


奏『なんで嫌そうなんだよ……』


その後の二週間、

奏架は講習生たちと同じように毎日魔術の訓練を続けた。


火は安定して飛ばせるようになり、

水は形が崩れなくなり、

風はようやく狙った方向に流れるようになり、

電気は……まあ、指先がビリッとする程度には出るようになった。


虚『いやぁ、奏架きゅん成長早いねぇww周りより遅いけどwww』


奏『遅きゃねぇよ!先生だって早いって言ってるし!』


虚『どうせお世辞でしょ~w』


二週間も経つ頃には講習生の顔ぶれもすっかり変わり、

気づけば奏架は“教える側”に回るほどになっていた。


そして二週間目の終わり──

奏架の講習は、ほとんど完了に近い状態になっていた。


空「えー、ここまでお疲れさまでした!

  Aさん、Bさん、そして奏架さん。

  これにて魔力操作および魔術講習、全課程終了です!

  よく頑張りましたー!」


奏&AB「ありがとうございました!」


パチパチパチパチ

他「「おめでとー!」」


虚『いやぁ、ここまで早く終われるとは、凄いねぇ。

  ……まぁ、他の人の方が早かったけどw 

  あー腹いてぇww 痛んでないけどw』


奏『そりゃ、僕より早く来てたし……』


虚『同じくらいの人もいたし、

  遅く来たのに先に終わった人もいたけどねw』


奏『そだね……でもまぁ!魔術使えるようになったからモーマンタイ!』


────イレギュラー専門受付────


奏架は訓練が終わり、

ギルド登録の為にもう一度イレギュラー専門受付に来ていた。


伊「あ、やあ!久しぶり!奏架君。

  いやぁ、最近忙しくてね顔出せなくてすまないね。」


奏「あ、いえいえ、お構いなく。

  ところで何ですが魔力操作をできるようになったので、

  ギルド登録をできるかな?と来たんですけど、出来ますかね?」


伊月が資料をあさりながら答える。

伊「ん?あーできるよ。それとギルド登録して冒険者になるなら、

 飲み込みの早い君に少し手伝ってほしいことがあってね。

 君なら信頼できるからいいかなと。」


奏「あー分かりました。

  でも僕が死ぬようなことはごめんですからね!?」


資料をあさるのを止め、立ちながら言う

伊「なら手早く済ませようか、

  登録したら世界の紹介やらなんやらをしないといけないからね。

  その前に一応鑑定させてもらってもいいかな?」


奏「あ、いいですよ。」


伊月が何か……昔の奏架なら分からなかっただろうが、

今の奏架には、伊月が魔力を操り、

何か妙な場所に集めているのが分かった。

だが、今の奏架に分かるのはそれだけだった。


シュバッバッバッ

──────────────────────

{名前:奏架天               }

{種族:哺乳綱・霊長目・ヒト科・ヒト属・ヒト}

{魔力状態:安定し、回路をめぐっている   }

{魔力回路:開通済み            }

{能力:次元水操作             }

{魂の状態:鎖は安定、しかし魂が二つ    }

──────────────────────


伊「おお、奏架君の方が安定して少しだけ解読できる状態になってる。」


奏「次元水操作って何ですか?……」


虚『多分僕の能力とごっちゃになってるから表示バグでしょ

  多分次元と水の操作、どっちがどっちか分からないけどね。』


奏『おお!つまりは僕が次元操作かもしれないってことか!』


虚『そゆこと。正直僕もそっちの方が嬉しいかな。』


伊「訓練の成果ありだね!すまない、

  少しテンションが低いのは最近残業続きなんだ。

  気にしないでくれ。」

と伊月はふらつきながら喋る。


伊「さっきも言ったが今君が来てくれたのはありがたい、

  仕事を押し付けられそうだし、何より気分転換になる。」


虚『良かったな!仕事をちゃんとできそうなこの人が、

  押し付けるなんてどんな仕事なんだろうな!www』


奏「そ……それは良かったです……」


奏『やっぱこの人が押し付けたがるって、相当面倒くさそうだぞこれ』



スタイリッシュゴッドスーパーアルティメットスレイヤー虚天ちゃん

『果たして伊月からの厄介ごととは!次回をお楽しみに!』

わぉなんもかいてねぇじゃねぇかよ!yo!何も書かないぜ!?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ