虚影録 11話 シ。刺客の目覚まし時計について。
オ〇ドキ博士
「いや~今年も花火が綺麗じゃのぉ~
でもそろそろ夏も終わってしまうのぉ。」
───男湯───
空から何かが落っこちてきた!
そこには、忘れられかけられていた勇者に向けられた刺客が!
ノ「刺客か!?!?」
奏&杉「?!」
黒「ンぁ?」
黒嶺はやはり酔ってほぼ寝ていた。
全員の視線が集まるそこには、
蒸気の中に映る細身の忍者のような姿の者がいた。
忍「蒸気等で視界不良、敵は4人の内3人稼働。
勇者を囲む様に陣形、そこか。」
忍者のような刺客がそう呟くと、刺客は動き出す!
……勇者ノアだけを狙って!
奏「こっち来な!刺客さんよ!」
と、奏架が言い構えると、
刺客は奏架の脇をすり抜けノアへ向かい走る!
奏「?!僕と戦えぇぇぇ!避けるなぁぁぁ!」
座「、しょうがないですね。私の能力を使いましょう。」
と刺客の方へ走りながら言う座小杉。
勇者ノアに刺客のクナイが届きかけた瞬間!
ドサッ。
なぜか刺客が座った!
奏&虚『は?』
座「私の能力は数秒しか持ちません!
急ぎましょう!」
奏「えっ?あっはい!」
そういうと奏架と座小杉は刺客、
ノアのいる方へと走っていく!
ノ「に、逃げないと!」
忍「あのデカ物の能力か?
座ったまま動けない。
行動の強制か重力系か。
あの少年も一応警戒しておこう。」
と刺客がボソッと呟く。
奏「視界が悪い、…。
やっぱりここは便利な、
風まっほ、、…?」
ピッピッと下から音がする。
奏「なん、……」
ドッカァアァン!
何かが爆発した!
座「奏架君!」
ノ「奏架さん!」
奏「杉さん!気にせず行ってください!」
忍「先にあのデカ物をやるべきか?……
否!まだ勇者までの距離は近い!
勇者を潰す!」
そう呟き終わると座小杉の能力の効果が終わり、
刺客がノアの方へ再び走り出す!
奏「行かせない!」
奏架がそういうと、
風が吹き荒れた!
忍「?!、視界は晴れたが身動きが……
飛ばされ、……」
すると体が軽すぎたのか刺客が、
奏架の風魔法により、
空へ吹き飛んだ!
忍「!逃亡のチャンス!
、……だが待てよ、
ここで逃げたら警戒を強められる。
ここは、殺されようと勇者を仕留める!」
刺客が言い終わると、
視界が晴れ、勇者の位置が露になる!
刺客は奏架よりも強い、
風魔法で勇者に向かって空から突撃する!
虚『あれ死ぬ気で飛ばしてんな。』
奏「まずいまずい!
間に合わない!」
ノアは必死で走る!屋内に向かって!
すると、その時だった!
ノアとすれ違い入ってくる影が!
伊月だった!しかも私服姿!
伊「すいません、遅れてしまい。」
伊月が言い終わる直後、
ノアに向かい刺客が槍のようにぶつかろうとしていた!
すると、
ガァッ
何かが掴まれたような音が響いた。
よく見ると伊月が刺客の顔を素手で掴んでいた。
伊「はぁ~、この程度ですか?、」
忍「何を!」
と言い終わる前に
忍「ガッハァ、……」
ドボォッ
と伊月が刺客の腹へ殴った。
相変わらず音の方が遅かった。
ドサッ
と伊月が気絶した刺客を床へ降ろす。
伊「、……黒嶺ギルド長!
あなたが居ながらこの様とは、
どういうことですか!?」
黒「グッガ~」
黒嶺はぐっすりすりすり眠っていた。
すると後ろからピッピッとまた音がした。
奏「!爆弾の音!」
伊「最後まで面倒なことを!」
と伊月はイラつきながら言う。
すると伊月は刺客の体から爆弾らしきものを取り、
空中へ投げた!
爆弾は天高く飛び、
ドオォォオン!
と地上まで強く届くぐらいに、
大きく爆発した!
モブA「わ~綺麗な花~!」
モブB「ほんとにね~!」
王「あれ?、花火の予定など聞いておらんがのぉ?
まあ良い、綺麗じゃしのぉ~。」
そう、この国の王様はバカっぽく言う。
臣下「王よ、危機感というものを……」
───会議室───
とりあえず着替え、
会議の為に刺客も連れて会議室へ。
伊「とりあえず皆さん、
今後も警戒を怠らないようにお願いします。
とくに黒嶺ギルド長。」
黒「んぁ?あぁ?ん。」
完全に酔い切った様子で喋る。
伊「、……まぁ、この刺客を鑑定しておきましょう。」
シュバッバッバッ
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{名前:カイア }
{種族:哺乳綱・霊長目・ヒト科・ヒト属・ヒト}
{所属:ヒトコ・ロシ侯爵家 }
{能力:隠蔽 }
{能力開放状態:開放されてない }
{精神状態:勇者殺す }
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虚『勇者恨まれ過ぎで草』
ノ「………こんなに恨まれてるなんて……」
奏「ヒトコ・ロシ侯爵家ってなんだ?」
伊「魔族側からの刺客じゃない?、
なぜ地生側から、……」
するとピッピッとまた音が鳴る。
伊「また爆発ですか!?
流石にもう飽きますよ?、」
と言いながら音の原因を探ると、
そこにはなぜか、
目覚まし時計があった。
全員「え?」
奏「なんで目覚まし時計?
任務中に鳴ったらいけないでしょ!?」
座「時間を相当気にしてるんでしょう。」
伊「弱いだけじゃなくて、
馬鹿なのか?、」
スタイリッシュゴッドスーパーアルティメットウルトラマルチユニバーススレイヤー虚天ちゃん
『突如として出てきたヒトコ・ロシ侯爵家!
果たして勇者が悪いのか、ヒトコ・ロシ侯爵家が悪いのか!
次回をお楽しみに~!』




