3話 君は陽キャの精神障害者
病院を行き来する
健常者を見つめるシウス
シウス「・・・」
シウス「・・・・・なんで
・・・こんなに ちがうんだよ
同じ人間なのに
なんで お前らは健常者で
俺は精神障害者なんだよ!!
シウス「・・・
・・・同じ人間なのに
・・・同じ人間なのに!!
シウス「・・・なんで
・・・こんなに・・ちがうんだよ
シウス「・・・」
精神病連フロア
人の少ない
シウスとリリアが
よく過ごす
この場所で
シウスさんは
陽キャの精神障害者ですよ?
シウス「え!!」
リリア「そして
私も陽キャの精神障害者」
シウス「俺みたいな性格の陽キャが
居るわけねえだろ!?」
シウス「・・・」
シウス「・・・陽キャの精神障害者って
・・・居るのか?」
シウスを指さす
シウス「どういうこと!?」
リリア「だって
生きてるじゃないですか?
何十年も
こんなにひどい目にあってるのに
リリア「私たちの精神障害の症状って
健常者が一瞬でも味わったら
怯えて逃げたい衝動に駆られるほどのレベル」
リリア「そんなのが死ぬまで続くと考えたら
命を絶つのも余裕で考えるほどですよ?」
リリア「でも生きてるので
よほどのド〇か
天性の陽キャですよ?」
シウス「・・・そういう
考え方もあるのか」
シウス「・・・あれ」
リリア「どうしましたか?」
シウス「・・・俺って
・・・ド〇の可能性
・・・あるのか
リリア「(・・・そうなりましたか)」
シウス「・・・俺
ド〇だから
こんなひどい
精神障害でも
生きて来れたんだな」
リリア「・・・」
リリア「ド〇の貴方でも
私なら受け止めてあげますよ?
むしろ
そっちの方がありがたい
シウス「・・・え?」
リリア「(・・・あ・・つい)」
シウス「・・・リリア?
いま なんて?」
リリア「せっかく
お互い
陽キャの精神障害者なのですから
陽キャらしい会話をしませんか?」
シウス「・・・お・・おぅ」
リリア「では
私から始めますね
よくマンガやアニメやドラマだと
死んだ方が
楽になれると言いますが
本当に そうだと思いますか?
シウス「・・・
それの どこが
陽キャの会話なんだよ!?




