[謝 辞]
本作品を執筆するにあたり、主に以下の成書並びに文献を参照――場合によっては一部引用――させていただきました。ここに明記して謝辞にかえさせていただきます。ありがとうございました。なお、理論の誤謬及び不適切な応用の責任は、すべて作者のものです。
一.西田幾多郎著「現実世界の論理的構造」、上山春平編「日本の名著四七・西田幾多
郎」所収、中央公論社(一九七〇)
二.Frank J.Tipler, “Rotating cylinders and possibi-lity of global causality violation",
Phys.Rev.D, 9 (8), 2203 (1974)
三.山内得立、鈴木亨「特別対談2・西田哲学或問記」理想、第五三六号、一三四頁(一九七八)
四.南部陽一郎著「クォーク」講談社(一九八一)
五.中村雄二朗著「西田幾多郎」岩波書店(一九八三)
六.I・プリゴジン著、小出昭一朗、我孫子誠也訳「存在から発展へ」みすず書房(一九八四)
七.エリッヒ・ヤンツ著、芹沢高志、内田美恵訳「自己組織化する宇宙」工作社(一九八六)
八.I・プリゴジン、I・スタンジェール著、伏見康治、伏見譲、松枝秀明訳「混沌からの秩序」みすず書房(一九八七)
九.木村敏著「時間と自己」中央公論社(一九八二)
十.P・C・W・デイヴィス著、木口勝義訳「宇宙を作る四つの力」地人書舘(一九八八)
十一.山川烈著「FUZZYコンピュータの発想」講談社(一九八八)
十二.妹尾学「解説教室・リズムを生み出す化学反応」化学、第四三巻四号、二四九頁(一九八八)
十三.石川光男「解説教室・ゆらぎ」化学、第四三巻五号、三一七頁(一九八八)
十四.菅野道夫「ファジィ理論とその応用」化学と生物、第二六巻九号、五六二頁(一九八八)
また、作中の短歌は、木谷麦子氏作「『魚が飛んだ日』のために」(SF短歌同人誌「フロンティア」二十三号所収)中の一首を一部言葉を差し替えて引用したものです。加えて、お礼申し上げます。実際の歌は以下となります。
以下が原歌です。
神話を語る舌を持たねば自らが神話となるよりあらざるよサカナ!




