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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第2章
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第12話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


 私はこの店のアルバイトのヨーコ。


 今日もダンディーなマスターと一緒にお仕事。ウフ♡


 バイト歴が長いから豆の選定まで任せて貰ってるの。


 でも最近よく来る女性客がマスターにしつこいのね、


 本当にあの泥棒猫ったら。


「ねぇマスター、この前プロポーズしてくれたじゃない」


「確かお客様の方からお断りされたかと。言い方が悪いとかで」


「だ〜か〜ら〜、あれはちょっと気が大きくなってただけなんだってば〜」


「あれは一時の気の迷いですよ」


 ――― カランコロン ―――


「本日のスペシャルコーヒーお待たせしました〜」


「ヨーコくん、今日は何を選んだんだい?」


「はいマスター、コピ・ルアクです!」




コピ・ルアクはインドネシア語でコピがコーヒー、ルアクがジャコウネコを指します。なぜそう呼ばれているかは製法に関係があって、知らない人は検索してみてください。高級なコーヒーですよ。一応。

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― 新着の感想 ―
[良い点] こんばんは! 高級なコーヒーならヨーコさんが選んだ理由なんて気にしません。 絶対、美味しいですよね。 飲んでみたいです。 面白いお話を読ませて頂き誠にありがとうございます。
[良い点] コピ・ルアク とは、なかなかのきれもののヨーコちゃんですね。 マスター ふたりの女性から想われているのに、本人は気づいてないのかな?
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