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とある喫茶店の日常。  作者: TiLA
第11章
103/182

第103話

 今日もとある喫茶店の日常が過ぎていく。


 いくぶん個性的な二人の客が声高に議論を交わしていた。


「駄目だ〜。もうオレのハードウェアがソフトウェアについてこねぇ〜」


 『マスター、あの人なに言ってるんでしょうね?』


 ヨーコくんが聞こえないように小声で尋ねてきた。


 『う〜ん、体力が気持ちについてこないって意味じゃないかな?』


「ポンコツとオンボロが服着ているようなお前がよく言うよ!」


 『相手の人も酷い言いようですね……』


 『たぶん、ポンコツは故障異常でオンボロは経年劣化だから、

  お前は身体が歳食っちゃっただけでなく、気持ちも歪んでるんだって

  言いたいんだと思うよ』


 『深いですね』


 『考えすぎかもだけどね』


「ツンデレこそ()()!」


「いいや、金髪ツインテこそ()()なり!」


 『あれはなに言ってるんでしょうね?』


 ヨーコくんが引きつった顔で苦笑いを浮かべながら聞いてきた。


 『さぁ? 視点が内か外かと言うだけで同じ様式美についてじゃないかな?』


 『よく二人の()()が読めますね』


 『こういう仕事だからね。()()錯誤の末だよ』


「巨乳ピンク髪はエ◯イ!」


「黒髪ロングはドS!」


 『どうやらビンゴのようですよ? マスター? まさか同じ()()なんじゃ……』


 『他のお客さんが迷惑そうだし、そろそろお引き取り願おうか』


  ――― カランコロン ―――


 強制退店を()()した。



 心の内で「幼馴染は負けヒロイン!」と叫んだのは内緒だ。

お読みくださり有難うございます。

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よろしくお願いいたします。

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