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伝説の救世主を求めて

この世界には　ある言い伝えによって4人の敬虔な信者が必要な時がある。しかしその信者は生まれながらの信者とは限らない。ある者は生誕時に、ある者は「死」を覚悟した時に………と状況はそれぞれ異なる。その信者を探すのは選ばれた導師であり導師は信者にある物を託す。全てを見届ける為に書記官は導師に寄り添いながら行動を共にする。

　　　　　　　　　　　　　　　前述

この国には１つの言い伝えがある。それは国の救世主についてだ。

はるか遠い時　この国では天災に見舞われた時があった。国中の有識者によって知恵を出し合ったが何も変える事はできず　ただ茫然と亡き骸を埋める作業を行うことしか出来ずにいた。

そんな時、4人の敬虔な信者が現れ天に祈ったところ救世主が現れ国を救ったとされる言い伝えだ。

救世主は国を守り人々に安心を与え天に帰ったと言われている。

このお話は　その救世主の話し………ではなく

ある

書記官の話し。