表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
89/100

(89)バックアップ

 最近の情報技術[information technology=インフォーメーション テクノロジー=IT]産業は進化の一途いっと辿たどり続けている。このまま進化すれば、どうなるのか? 果たして人類は技術にいていけるのか? などと、えらそうに考えてはいるが、必要最低限のことをのぞいて、ほとんど私は分からない。^^ まあ、目に見えない世界はこわい・・ということだけは言えるだろう。なにせ見えないのだから、逮捕も修理も分かるホニャララ以外は出来ないからだ。当然、私も出来ないのだが、それでも使う必要にせまられる時代なのだから困ったものだ。^^

 秋月は日長ひなが一日、きもせずPC[personal computer=パソコン]に向っていた。なにも向わなくてもいいじゃないかっ! と思う人もあるだろうが、そこはそれ、やりかけたPC作業が思うにまかせず、意固地いこじになった・・という秋月の性格上の問題もある。^^ 秋月は何をやっていたのか? といえば、それはPCのバックアップ[back up=不時の事故・危険に備える支援体制=後ろだて]だった。ところが、いいところまでいくと、どうのこうの[どうたらこうたら]と指示が出て、ディスク[DVD、フラッシュ・メモリーなどのデータ{資料}を収納するメモリー{記憶媒体}]を入れたり出したりする繰り返しとなったからだ。

「ええいっ! 簡単にしろっ!!」

 秋月は、ついにブツクサとPCに向っていかりの言葉を発していた。とはいえ、相手は物だけに、返答する訳がない。^^ 秋月は次第に疲れてきた。それに腹も減ってきた。まっ! 別の機会でもいいか…と、秋月はついに重い腰を上げ、バックアップした。

 このように、バックアップは、それでも! と意固地になってやるものではない・・ということになる。^^


                  完

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ