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(71)気まぐれ

 ふと、心に浮かんだら、すぐやることを、人は気まぐれ・・と言う。すぐやるのだから、当然、準備は整っておらず、道具や材料が足らない場合がある。それでも気まぐれな人はやってしまうから困りものだ。^^ 子供の場合に気まぐれが多いのは脳の発達から理解できるのだが、大人の場合は十分発達しているだろうから困りものだ。^^ まっ、気まぐれな人が発達していないとは言わないが、それでもやってしまう性分しょうぶんはよくないから改めるべきである。^^

 とある商店街の一角いっかくに福引抽選会のブースが設けられている。一人の男が、そのブースにヒョコヒョコと歩いてやってきた。

「気まぐれで買ったら、この券、くれましてね…。ここですか?」

「はい、ここです」

「そうですか。じゃあ、気まぐれに引いてみようかなっ!」

 係員は、引きたいからやって来たんでしょうがっ! とは思ったが、口には出さず思うに留めた。

「回してくださいっ!」

 男は言われたとおり、福引の玉が入っている回転台を勢いよく回した。

「ははは…ハズレです」

 男は、笑うこたぁ~ないだろっ! とは思ったが、口には出さず思うに留めた。

 まあ、気まぐれとはこんな感じになりやすいから、それでも! と力まない方がいいようだ。^^


                  完

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