表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
人類保存計画  作者: 迷伝
序章 人類保存計画
1/98

序_1 誕生日

「はぁ…疲れた。」


 今日で23歳になる僕、佐々木悠人は無職のフリーターである。もちろん彼女なんてできたことがない。

 高校はいじめられて途中でいかなくなってしまった。噂によれば、いじめてきた奴らは大企業に就職して彼女がいて人生順調らしい。同じ人間なのにどうしてこんなに違うのやら…。


「人類滅亡まであと100年ほどだ!」


 なんて、テレビからアナウンサーの声が流れてくる。今はテレビも新聞もこの話題でもちきりだ。

 あと100年ほどで人類だけが滅亡してしまうらしい。他の動物は生き抜くことができるらしいが、どうも人類は生き抜けないようだ。

 弱っちい生き物だ人間なんて。


 どうにか人類を地球上に残すために【人類保存計画】が全世界で行われている。

 どんな暑さや寒さにも耐えれる、特別なカプセルに人を入れ深い眠りにつかせ、肉体を衰えさせずに人類が滅亡したあと、その人間が目覚め新たな世界を作っていく…らしい。

 果たしてそんなのが上手くいくのか?とは思うが…。


 でも、まぁ僕はその計画に参加することにした。

 まだ試験段階で下手したら死んでしまう可能性もあるらしい。だが苦しくないなら死んだら死んだでそれでいい。

 これに参加すれば、無職フリーターな僕も、少しは世界に貢献できるだろう。

 試験に参加すれば多額の報酬がもらえるし、それは両親に全額渡すようにしている。最初で最後の親孝行だ。


 誰も祝ってくれない23歳の誕生日。僕は長い100年の眠りにつく。

 楽しそうな声が響くテレビを消して…。



 僕は家を出た。

はじめまして!

見てくださってありがとうございます!

初めて投稿させていただきました。

まだまだ未熟な作者スピカです。

いかがだったでしょうか!

いやー、不安ですね


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ