表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
君の笑顔  作者: 咲羅
6/7

★6.殴っても

終りませんでした!ごめんなさいm(__)m本当に後1話です!

「おわっ」

ブブブと春花のケータイがなる。

「あっ、絵里からだよ〜」

あたしは一瞬ドキッとした。

「えーと。『どうしよう。うちのお母さん入院してて、簗木、呼んだら来てくれたの。そのこと沙知にきっとバレた。』…」

やっぱり、陽太だったんだ。一緒にいたんだ。あたしと別れたあのあと。

あたしが下を向いてると春花が肩をぽんっと叩く。

「一人で考えんなっていったでしょーが。ちょっと待ってな」

春花がメールを打ってた。なんて送ったの?

ー数分後ー

「□△病院にGO!」

「はっ?へっ?」

あたしは春花に□△病院に連れてかれた。

「やっと着いたよ」

「三階だ!」

エレベーターで三階に行った。

「ここの部屋だ。沙知、がんば」

「飲み物かってきます」

そんな声が聞こえた。あたしは扉を開ける。

「よ、陽太?!」

「さ、沙知??」

あたしといないときは、ずっと一緒にいたんだ。彼女のあたしの方より元カノがそんなに大事なの???まだ好きなの?今、一番大事にしなきゃいけない彼女はあたしだよ?そりゃぁ、あたしは絵里にかてるもんなんかないかもしれないけど、一番好きだったのに、陽太はちがかった。

「ちょっと来い。沙知にすべて話せ」

「話すことなんか…」

あるよ。ありまくりだよ。

「陽太さ、元彼女の方が大事???」

ふるふると首をよこにふった。

口で答えて。そんなんじゃあたしに伝わらないよーーー。

「明日、絶対来て。絵里から電話が来ても、絵里が泣いてても、あたしを優先して!」

わがままだ…。

最低だ…。

「ごめんね…。沙知。あたしが悪いの。殴ってもいいよ」

一番あいたくなかった、絵里だ。

殴ってもいいよ?殴っても気がすまないよ。何回も何十回殴っても。

涙をこらえる。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ