【現代ファンタジー】人外×転生
長い時を経て現代に転生した巫女と、現代を生きる化け狐の話。
オヤジ受けは……好きですか?
■狐
攻め。妖怪、化物。実体を持てる程に力が強い。
人間を嫌い、弄ぶ事を至上としていたが、巫女に会った事で変わった。
愛し愛され、情を紡ぎ、彼女の最期まで一緒に生きた。
生まれ変わっても変わらない愛を誓う。
現代においては人に紛れて、
カメラマンや雑誌編集など、情報を集めやすい職を転々としている。
※写真や映像など、自分の姿が残るような仕事はしていない
■巫女(故人)
平安とかその辺の陰陽道が盛んな時代の人物。人間。
妖怪を見、聞き、話す事ができる。
狐の孤独を癒し、人の感情を教え、愛し合った。
老衰で亡くなった。
■受け
30代のオッサン。サラリーマン。受動的で気弱で、漬け込まれやすいタイプ。
出世欲が無いので、年齢の割には平社員。上司からの覚えは良い。
女性と付き合っても良い人止まりで、結婚まで至らない。
巫女の「魂」の生まれ変わり。記憶は持っていない。
姉と弟が居る。
■弟
20代。病弱でヒス持ち、入院生活を余儀なくされている。痩身、可愛い系の顔立ち。
自分こそが「巫女」の生まれ変わりだと思っている。
「狐に愛された巫女の記憶」を持つ。激高しては狐の名前を連呼する。
■姉
30代後半……の筈だが、年齢を感じさせない女傑。
アパレル系会社を経営している美女。「巫女の記憶」を持つ。
自分が巫女の生まれ変わりでは無いこと、受が巫女の魂を持つ事を知る。