【現代】探偵ネタ
執着・監禁系の無精髭探偵と執着・ストーカー系の犯罪者、通称蛇。
昔は恋人と呼ばれる関係だったが、今は追うもの追われるもの。
探偵の傍らには、蛇に両親を奪われた青年。優秀な男の雑用(兼助手)として依頼料代わりの労働。
男と青年、そして、蛇。捕らえられた蛇と残された二人の結末。
「お前は逃げなければいけなかった。蛇にさえ見捨てられたこの俺から。…だが、もう手遅れだ」
【青年】
受。高校か大学とかその辺。平凡。身長は蛇より高くて探偵より低い。
蛇が起こした犯罪に巻き込まれ両親を失う。
絶対に捕まえてやる、という意思だけで蛇と探偵の関係まで行き着いた。
探偵の元で雑用兼助手として働く代わりに蛇の居場所を探ってもらう。
【探偵】
攻。20代後半~30代。もっさりした髪型と無精ヒゲによってオヤジっぽい印象。
ちゃんとすれば精悍で男前である(っていう設定は割りと良くある)
無気力で怠惰で面倒臭い事を避ける傾向にある。
人・物問わず、好ましいと思ったものに対して、
入手したら囲ってしまう己の性質を理解していて自己嫌悪を抱いている。
ゆえに、何事にも興味を抱かないようにしている。
【蛇】
20代。細身、美人系、女王タイプ。裏の世界では名の通った人間。
時折表沙汰になる大きな事件の裏で糸を引いてることがある。
青年の両親は大事件の時の被害者。
好きなものの全てを知りたがり、好奇心が強く、守備範囲がとにかく広い。
嫌われても怖がられても、知りたいと言う欲求に忠実な為、結果ストーカー行為に走る。
飽きやすい。
基本的に自分の事が嫌いな人間が好きで、自分を好きな人間には興味が無い。
探偵とは珍しく相思相愛だったが、数年の交際期間を経て逃げ出した。