安楽人生目指してます/神様の言う通り
安楽人生。
"安楽人生"
安。
心安からに。
楽。
楽に、楽しく。
人生。
人生を生きる。
理想の最期はあと7、8年生きたら1人で野垂れ死にして動物のエサになり、植物の栄養源になること・・・じゃなかった。
草原に寝転んで風とともにサァッと消えることですね。
死ぬ日を決めて生きる。それが昼月キオリの生き方です。
生きるか死ぬかはその時の気分次第なので
今は今をいかに"心安からに、楽に、楽しく、人生を生きるか"を研究することにします。
こんな小説を書きたい。
"安楽国家"
"成人したら安楽死の選択ができる国"があったらストレスですぐに死ぬ人が増えるのか、
はたまた死ぬ日を自分で決めることで生きながらえる人が増えるのか?
それぞれが選んだ結末とは?
神様の言う通り。
「わたくし長生きはしないと決めていますの
もし奥が一好きな人に好きになってもらえた場合に限り
同時に相手と同じ日まで生きて生涯尽くすとも決めておりますわ。」
神様「あり得ないから諦めて一人で生きろ」
「だったらわたくしは死ぬまでですわ」
神様「何故だ」
「好きな人に好きになってもらえない人生など私にとって無価値、生きるに値しませんもの」
神様「他にもなんかあるだろう」
「いいえ、わたくしにとってそれが全てですわ」
神様「ぐぬぬ」
不毛な戦いは続く。