女であるが故に理解出来ない事
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
もしかしたら、男性の方は不愉快に思われるとも知れません。
私は女性ウケし易いもの、書けてるのかな。
とある日の事。女は一枚のルーズリーフをテーブルに広げ、シャーペン片手に眉間に皺を寄せていた。片手にはスマホ。見ている物はとある動画の様だ。並んでいるのは下らない猥談。女が見聞するのには、少し抵抗がありそうな内容だ。その証に女は失望した様に頭を抱えていた。見なければ良いものを。辛くなるものなんて。
彼女は男性に対して淡い幻想の様な物を抱いている。それは直接聞いた訳ではなく、作品を読ませて貰った時に知った事。皆潔癖で、完全だった。こんな世界、何処にだって転がって居ないのに。
気まづくで、口を閉ざしているうちに動画が終わった。止めていた息を一気に吐き出した。
「全男性、こう思ってるのかな。だったらこう書いた方が受け入れられる? もう少し卑猥な描写入れる? でも……」
「無理して知ろうとするなよ……男の事」
大きな独り言を拾ったが故に、思わず返してしまった。まさか聞かれていたとは思っていない様で、瞬きを一つして此方を凝視する。
「失礼だって、思ってるよ。何も知らないのに悪く書くの」
それから女は大きく深呼吸して、下唇を噛み締めた。それから意を決した様に口を開く。
「性の欲望に忠実に書いたって良いんだよ。人気のある、とある小説、漫画の主人公、この動画のコメント欄の様に。でも……何も知らないから。本当に全男性がそう思ってるか分からないから」
それは……女であるが故の苦悩なのかも知れない。女として生まれて、育った故に、男心を心で理解するのは難しい。男が女の言う『察して欲しい』を理解出来ないように、前の女もずっと考え続けている。
「そう思わない人からはきっと『女が書いたからそうなんだ』って言われちゃうかもね。はぁ……」
苛立たしげに爪を噛み締めて、強く瞼を瞑った。それからゆっくりと開いて、微かに口角を上げた。
「でもそれは……貴方達男性が気を使ってくれてる事に、他ならない。しないでしょ? 女の子の前で猥談とか。だから……私もそれに倣いたい。綺麗に大人になった貴方達を書きたい」
そう言って、キャラ設定を作り始めた。きっと潔癖で完全な男性像な事だろう。
オマケ
「まぁそう思ってるのは、全人類、こんな事を行動に移す様な奴だけなら、世界が破綻しているからだけど。自制心持ってる男の人が好きだよ。私は。大学来てからは恵まれているね。本当に」
言い訳は後でします
失礼だと、思っているから。男の人の事、何も知らないから。
私が所々に女性特有の跡が残るのはこれに尽きます。
とある動画のコメント欄見て改めて思ったんですよ。
『女性が描くものって、男が綺麗過ぎるって』
でも考えて見てくださいな。
女である以上、男の人の事は全く分かりません。
その上、女心だってろくに分かりません。
なのに、貶されたら物凄く辛くないですか?
何も知らない癖に、詰るなって思いませんか?
私だってそう思います。
だから癖として、出来うる限り綺麗に書きたいと思います。
何も知らない癖に、貶していいはずがないんです。
だったら少しでも理解した綺麗な部分を、褒めた方が良くないですか?