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「奇跡(笑)の再開」

投稿ペース落ちます。テスト終わったら毎日投稿します。

いやいやいや、なんで運命の人との再開みたいになってんだよ。自転車でぶつかっただけの赤の他人だぞ?

「…もう帰りま…」

「リーダー!」

「相棒!」

「…貴様か」

「お疲れ様でした。お荷物、おかけ下さい」

!?

…あんだけ纏まりのなかった連中が、この人が現れただけでここまで纏まるとは…。どんだけ凄いんだ…?見た感じ凄い雰囲気は微塵も漂わせてないけど。

「…あぁ。君たち、どうしたんだ?」

なんか顔つき変わってね?なんか高校の文化系部活の部長みたいだ。

「聞いてくれ!こいつが俺たちの仲間に!」

なるなんて言ってないし、勝手に決めるな!

「この子が新しい俺の彼女さ。よろしく頼むよ相棒」

何度でも言うぞ。断固拒否する。

「此奴、中々の手練だ…。もしかしたら、【ヤツら】に匹敵する実力の持ち主かも知れん…。暫くは観察を続ける」

ストーカーの被害届出すぞ。あとノリでお前の妄言に乗っただけだから特に異能も何もない。

「この方がこちらに迷い込んでしまった用で…。私どもが匿っているのです」

だから違…いや合ってる、合ってるよ!やっと、やっとまともな人が…!

「…ふむ、事情は分かった」

本当に分かったのか…?と疑問を抱きつつ、彼の目をじっと見つめた。

「…」

「…」

沈黙で時間が過ぎてゆく。今更だけど、この部屋がここまで静かになったの初じゃね?

「…こっちへ」

「はい。…分かりました」

…え、俺との会話は無し?

「この方は女性と話すのが少々苦手でして」

俺男なんだけど…あ、身体は女だったわ。めんどくさいな。

「好きなアニメを聞きたいそうです」

それ、実質初対面の人に聞くことか?…まあいいか。俺が好きなアニメ?そんなもの、あれに決まってるだろう。

「私立星河学園が最近のブームで、推しは澄野綾香ちゃんです。【中略】やっぱ5話の作画は素晴らしかった…最終話はガチ泣きしましたね…。学園ものの金字塔ですよ最早…」

…さて、反応はどうだ…?

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